第1日 7月6日(金) | ||
いよいよ演奏旅行へ出発となったこの日、バスに楽器と荷物を積み込んで成田空港へ。飛行機に乗り、これからウィーンのコンクールやザルツブルグ・モーツァルテウムという素晴らしい舞台で演奏ができるのだと思うと、期待と緊張感が高まりました。 1年生と2・3年生で飛行機が別便のためここで2グループに。11日間という長いスケジュールですが、こんな経験はめったにできるものではありません。最高の演奏旅行にしたいです。 それでは、行ってきます!(担当 福田) |
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第2日 7月7日(土) | ||
10時間のフライトを経てドバイに到着。気温35℃、湿度90%と想像以上に暑かったです。バスに乗って夜明け前の車窓観光が始まり、浜辺やビル群など、ドバイの見所を堪能しました。 再び飛行機に乗り、オーストリア、ウィーンに到着。映画で見るようなお店や建物があって、とてもわくわくしました。シュテファン大聖堂にてウィーン国際青少年音楽祭の開会式に参加したあと、夕方からウィーン音楽大学でコンクールに向けての最後の練習をしました。 明日はみんなでいい音楽ができるよう、頑張りたいと思います。(担当 鈴木) |
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第3日 7月8日(日) | ||
午前中にこの演奏旅行最大のイベント、ウィーン楽友協会にてウィーン国際青少年音楽祭コンクールに出場しました。結果は吹奏楽部門でグランプリをいただきました。また、世界各国の代表バンドの演奏は、日本とは違った面もあり、良い刺激を受けました。 午後は市内観光をし、夜は野外にてイブニングコンサートを行いました。町民の方々は私たちを歓迎してくださり、たくさんの拍手をいただきました。嬉しかったです。 今日は本番が2回もあり、ハードスケジュールではありましたが、とても内容が濃く、貴重な体験ができた充実した1日でした。(担当 飯泉) |
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第4日 7月9日(月) | ||
今日は午前中に、モーツァルトやブラームスなどの像を見て市内観光をしました。お土産を買う時間もあり、張り切って買いました。 今日の演奏会はチャリティーコンサートで、ここで集められたお金は、チェルノブイリでの原発事故が原因で、今でも困難な立場にある子供たちに送られるそうです。ドナウ川沿いの会場には、演奏前からどんどん人が増えていき、演奏後にはたくさんの方が笑顔で、そして立ち上がって拍手してくださったので、すごく嬉しかったです! 明日からもまたしっかり頑張らなくては、と思いました。ご飯もおいしかったです。(担当 堀) |
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第5日 7月10日(火) | ||
午前中はバスでリンク通りを1周してから中央墓地でベートーヴェン、シューベルトなどの有名な作曲家のお墓と、モーツァルトの記念碑を見ました。その後シェーンブルン宮殿へ行き、最後のウィーン観光を楽しみました。 また、先日のコンクールでグランプリをいただいたので、午後はコンチェルトハウスで演奏させていただくことができました!様々な国からの参加団体があって、話す言葉もバラバラでしたが、全体合唱を通じて会場内がひとつになり、改めて音楽の素晴らしさを感じました。 夜のパーティーでは、普段は絶対にできない色々な国の人と写真をとったり話したりとコミュニケーションがとれました。この日は本当に貴重な経験ができました。(担当 石井) |
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第6日 7月11日(火) | ||
もうあっという間に6日目です。この日はバスで約4時間かけてウィーンからシュラドミングに移動しました。着いたホテルは広くてお花がたくさん咲いていて、とてもかわいいホテルでした。 夜はホテルの近くのホールで演奏会をしました。初め、会場の雰囲気がウィーンと違って静かだったので少し不安になりましたが、三つのジャポニスム(日本の情景を表した曲)を演奏したあたりから盛り上がり、最後にはたくさんの拍手をいただきました。 とにかくシュラドミングはかわいくて、“平和”という感じの町でした。また行きたいです!(担当 牧野) |
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第7日 7月12日(木) | ||
少し肌寒い今日はあいにくの曇り空。ロープウェイに乗ってみてもあたりは霧に包まれ、楽しみにしていた景色も真っ白。それでも部員はシュラドミングでの半日観光にわくわくしていました。 午後は夕方から行われる演奏会に向けての準備。今日の会場は道路沿いにある小さな野外ステージ。本番を迎えると同時に、周りにはたくさんの観客の方がいて道路にまで溢れるくらい!温かい拍手が本当に嬉しかったです。最後にはスタンディングオベーションをしていただき、部員一同たくさんの笑顔をいただきました。 後半戦に突入したこの演奏旅行。明日も気を抜かず頑張ります!(担当 眞仁田) |
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第8日 7月13日(金) | ||
今日は唯一コンクールも演奏会もない日!ということで、思う存分観光とショッピングを楽しみました。 シュラドミングからバスで約2時間半、着いた場所はザルツブルグ。ここでは、サウンド・オブ・ミュージックで使われたミラベル庭園やモーツァルトの生家を見に行きました。モーツァルトの生家は資料館のようになっており、バイオリンやタバコケース、髪の毛まで飾ってありました。 その後ゲトライデ通りでお土産を買い、おいしいものを食べ、教会を訪れ、素敵な馬車を見て、きれいな街並みを散策し…。ザルツブルグ観光を満喫しました。 明日はいよいよ最後の演奏会。精一杯演奏したいと思います!(担当 吉田) |
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第9日 7月14日(土) | ||
午前中に時間があったこの日は、再びザルツブルグの市内観光をしたあと、各自で昼食をとりました。この日も雨がパラついていましたが、お昼時になると市場やお店にお客さんが現れ、たくさんの人が観光を楽しんでいるようでした。 午後には最後の演奏会となるモーツァルテウムでの演奏会。約2時間という長いプログラムでしたが、どの曲でも大きな拍手をいただきました。アンコールでラデッキー行進曲を演奏すると、曲に合わせて手拍子をしてくださり、最後にはスタンディングオベーションをいただきました。 どの演奏会でも、オーストリアのみなさんは私たちを歓迎してくださり、本当に温かい人たちだと感じました。とても嬉しく、思い出に残る演奏旅行となりました。(担当 青木) |
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第10日 7月15日(日) 1年生 | ||
1年生は大滝先生、萩原先生とともにパリへ行きました。 今回は、ノートルダム大聖堂とエッフェル塔の2つを観光し、その大きさや美しさ、まず写真やテレビでしか見たことがない物を自分たちの目でみることができて、全員大興奮していました。ノートルダム大聖堂の中ではパイプオルガンのきれいな音とともにミサ曲の合唱が行われていて、神秘的で美しい教会だと感じました。 この演奏旅行を通して、1年生の中でも話す回数が増えました。栄に入学して3ヶ月ほどしかたっていませんが、素晴らしい体験ができました。(担当 中村) |
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第10日 7月15日(日) 2・3年生 | ||
2・3年生はドイツのミュンヘンへ向かい、教会見学や市内観光を行いました。昼食に本場のソーセージを食べたあと、いよいよ空港に向かいました。エミレーツ航空にて再びドバイへ。最後までヨーロッパの雰囲気を楽しみました。 この10日間、振り返ってみるととてもあっという間でした。地元の方々は私たちを快く迎え入れてくださり、現地ガイドさんや旅行会社の方にもたくさん助けていただきました。ありがとうございました!(担当 直江) |
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第11日 最終日 7月16日(月) | ||
1年生はパリ経由、2・3年生はドバイ経由で無事日本に帰国しました。やはり最終日なので今までの疲れが出ているのか、飛行機の中ではほとんどの人が眠っている様子でした。 今回の演奏旅行では、音楽の素晴らしさや人の温かさを感じることができ、得るものがとても多くありました。コンクールや演奏会、観光も含め、毎日が充実していて、行って良かったと全員が言える満足なものでした。素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました。 日本のみんな、ただいま!(担当 入子) |
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